人の為?自分の為?(人間って何?)〜利己主義〜

2019年4月21日  こんにちは。

左目にものもらいができでしまい、ボクサーに顔を殴られたような顔になってしまった吉田です。

 

今回は、哲学について書こうと思います。

最初「哲学」をやると聞いたときは、『哲学って何??』ってところからのスタートでした。

私の哲学のイメージとしては、

赤色ってなんで赤いんだろうとか

人ってなんで生きているんだろうとか

普通に生活していたら当たり前だろ!!とか思っていることをふかぁぁぁ〜〜〜〜く考えているっていう、、、感じ、、、、

ちょーーざっくり笑

 

でも実際そのような感じでした。

なぜこうなんだろうとか、なんでなんだろう的な疑問がずううううううっと続く。答えのない問題に対して自分の考えを導き出すようなものですね。

 

 

早速今回の課題というものがこれ↓

  

 マーク・トウェイン「人間とは何か」

「人間の行動は皆利己的だ」という考えを持った老人と、「他人の為に行動することだってある!!」と考える若者の対話

*対話は省略

「どのような行為も、結局は自分のため、自己満足のため、自我の統一性を守るためのものだ」と考える立場  このような立場は利己主義と呼ばれている。

 

この利己主義によれば、どれだけ他人のために見える行為(例:火事場で取り残された子を、通りすがりの人が身を挺して助ける)も、結局は自分自身のための行為に過ぎません。たとえ本人が、どれだけ他人のためだと思っている行為でも、それは単にそうした善い行為をしない自分が許せないとか、他人を助けるような善い人間としても自己イメージを守りたいとか、好きな相手の悲しむ顔を見たくないとか、結局のところは自分のための行為だからです。

この利己主義が正しいとすると、我々の倫理や道徳もそのほとんどが無意味なものになってしまうのではにでしょうか。利己主義を認めてしまってよいのでしょうか。

 

そこで自分なりの考えをまとめておくというのが課題です。

 

❶利己主義についてどんな感想を持ったか

最初、利己主義を語る老人の話を聞いて、そんな意地汚い心が人間にはあるんだなぁ〜〜と思っていましたが、ちょっと立ち止まって考えて自分に当てはめて考えたときにとっても納得しました。なぜなら私も含めどんなに他人のために尽くそうと思っている人でも多少の利己主義は誰にでも持っていると思うからです。

 

❷その理由は

やっぱり他己主義なのか利己主義なのかは、他人にはとても聞けません。だから私は自分自身の行動を振り返り考えました。相手に対して良いことをすると、相手も自分もいい気持ちになる。それは誰もが経験したことがあるかもしれません。私も電車ではできるだけ席を譲るようにしたり、相手が喜ぶのが好きなので常に相手のことを考えて行動するように心がけています。ですが、その行動は相手の喜ぶのが好きという満足感を得るための行為だったからです。私もこの話を読むまでは気づかなかった潜在的な欲求でした。

じゃないと、この老人が言うように、全く知らない人に手を貸すってことはしないと思う。(書きながら爆弾発言してるなぁ~私って思ってます)

いや、でもそれは手を貸された相手には全く知らない事であって、手を貸された相手も、「親切にしてくれて嬉しいなぁ〜」って思ってるわけですよ。要するに、お互いにwinwinな感情になる。

そうして、治安の良い社会とこの世の人間関係って築かれていくのだと私は思います。

(あれ?これ理由になってる?笑)

 

❸利己主義は正しいのか。

利己主義を正しいと思う場合、利己主義を認めてしまうことで我々の倫理や道徳がどうなるのか。

 

私は、利己主義はどちらかといえば正しいのではないかと思います。

人間は絶対1人では息を吸うことはできても生きていくことはとても難しいと思います。だからこそ家族の助けや友人・恋人の支えが必要になってきます。そのためには信頼というのが必要です。その信頼を人間は優しさや行動で築き上げていくものです。

それは要するに、人間は自分が生きていくため、自分の信頼度を高めるために人に優しくしているのです。ですが、その優しさも全て信頼のためだけにあるものではありません。

もちろん他己主義の優しさもあると思います。

 

 

利己主義だから倫理や道徳が無意味なのか、、、、

またそれは少し違うと思います。利己主義の中にも他己主義があると私は思っていて、倫理や道徳がないと人を助けようとも思わないし、優しくしようと思わないと思います。つまり、倫理や道徳がないと利己主義的な人間にもなれないということです。

 

ウワァ〜〜〜〜〜〜泣)書けば書くほど自分がめっちゃ悪者みたいに感じる、、、、。

書きながら、「本当にそうなのかなぁ」とか、考えれば考えるほど、自分の考えが狂いそうなので今はこの辺にしておきます。