デザインあ展に行ってきた

こんにちは。

掃除をしてもすぐ散らかしてしまう癖を治したい吉田です。

 

先日、ゼミの仲間2人と一緒に熊本で開催されている「デザインあ」の展示会に行きました。

 

デザインあ」のことを知らないかたもいるかもしれないのでリンクを貼っておきます。

www.nhk.or.jp

 

デザインあ」はNHKEテレさんで放送されており、私もよく見ていました。「デザインあ」さんの作品は、一見シンプルな作品が多いけど、そこに一工夫加わったことにより、面白くしたり、考えさせられたり、意外な発見があったりして、子ども向けの展示会だけ思っていたけど、20歳の若者でもとても楽しめました。

 

いくつか作品を紹介したいと思います。

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これは【卵の変身】という作品です。

スタートは同じ卵でも調理の仕方や手順が変わればゴールは全く違う姿でお弁当を彩っています。卵が様々に変化していく様子を形にした作品です。

 

卵が割れた瞬間の卵の形や変化していく様子を1つ1つ形にしてみてみると、「目玉焼きってこういう感じで焼けるんだ〜」と普段何気なく見過ごしている過程を改めてみると発見があったりしました。

 

次にこちら。

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この作品は【アン・ドゥ・トロワ】という作品です。

この作品は普段行なっている何気ない動作を3つの瞬間で表しているところです。

この作品を見てこの人は一体何をしているところなんだろうって考えることができる作品です。

この人は、何をしているところだと思いますか?

 

 

正解は傘をさす瞬間の少女です。

ですが私には鍬で畑を耕している様子にも見えました。こうやってみる人によって見えかたや想像していることが違ったりすると想像力が広がっていくのかなと感じました。

 

中でも私がすごく面白いなと思ったのは【体感のへや】のブースで体感した、360°を映像で取り囲み音と映像がシンクロし映し出されているコーナーです。

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正面の映像にはししおどしが動いている様子と音の高低を表すグラフが映し出されていてサイドと後ろのスクリーンには合唱団の方々が映し出されていました。ししおどしの動きに合わせて合唱団の方々が音を付け加えてししおどしの動きに心情が加わったような感じになりました。合唱団の方々は「あーーー」と「うーーー」しか発していないのに音の高低だけでただのししおどしに物語ができたような感じに見えてとても面白いなと思いました。

また、これも「音楽」なのかなと思いました。

 

全部をまわってみて感じたことは、私たちの暮らしている社会には目に見えるわかりやすいデザインもありますが、その中になる仕組みなどの目に見えないデザインも沢山あり、体験するデザインも身近に沢山あることがわかりました。その隠れたメッセージを想像し考え、可視化することはUXにとても近いなと感じました。

 

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また、私は、現在学チャレのレジ袋のイラストのアイディアにとても苦戦しています。レジ袋を使わないようにさせたいと思うがあまりマイナス面から促している傾向になってしまっていました。そうだと、させられている感が強くなり私たちの本来の目的からずれてしまいます。

今回「デザインあ」さんの展示会でシンプルだけど、なんかつい見入ってしまうとか、誰にでもわかるようなインパクトさを出す作品は意外と身近にあることがわかったので学チャレでも活かしていけたらいいなと思います。

 

 

でわまた。